お仏壇は大きく分けて3つのタイプがあります。『金仏壇』『唐木仏壇』『家具調仏壇』とそれぞれ特徴が違います。
台置きタイプや上置きタイプなど形状も様々です。お仏壇を設置するお部屋の雰囲気や好みにあわせて選んでいただければと思います。
金仏壇とは、白木を素地に漆やカシューなどで仕上げ、金箔や金粉で装飾を施したお仏壇のこと。「塗り仏壇」とも呼ばれています。 金仏壇は宗派によって形状・内部のつくりが異なります。また、加賀蒔絵をふんだんに用いた金沢仏壇や、台の部分が高く、「まくり」を備えた名古屋仏壇など、各産地によっても、それぞれに特徴が見られます。新潟県では屋根(冠)が上に反っている、台輪が3段になっているなどの白根仏壇があります。
上置仏壇とは、台の上等に安置するコンパクトなタイプの仏壇です。
住居の空間の理由など最近では需要が高まっています。
お仏壇を配置場所について「北向きが避けたほうがよい」と耳にすることもあるかと思いますが、それはあくまでも風通しや日当たりの具合を考慮してのことです。
お仏壇の置き場所を検討する場合、お釈迦様の「東西南北いずくんぞ心にかやすからん」というお言葉にあるように、東西南北どの向きでも仏法を大事にすれば、心は安らかであると言われています。
何よりもご家族が揃ってお参りできる場所に安置されることをおすすめします。
ただし、湿気が高い所、火気の近くなどに置くとやはりお仏壇は傷んでしまいますので、そのような場所はさけた方がよいかと思います。小型仏壇などは、眼より少し上にご本尊が拝ませるよう高さを調節すれば、家が狭いから置けないということもなくなります。
ただ、新築する際にお仏壇のご購入をお考えの場合は、ご購入するお仏壇のサイズに仏間を合わせることをおすすめいたします。仏間のサイズとご予算を両立できる商品は、200基に1基くらいの割合になると言われています。前もって購入するお仏壇が決まっている場合は、そのお仏壇のサイズに合わせて仏間を作ってもらえるよう設計の段階でご相談・ご依頼されることをおすすめします。
お仏壇をご購入する際はお仏壇を安置する場所の【高さ・巾・奥行】などをきちんと測っておきましょう。お仏壇の扉は両側に開く観音開きですので、お仏壇本体の寸法だけでなく、特に仏間に納める場合には、仏間の内側の寸法を正確に測っておきましょう。
高さ70cm~90cmくらいのお仏壇が最適です。
高さ110cm~130cmくらいのお仏壇が最適です。
高さ150cm~170cmくらいのお仏壇が最適です。
もう一つ大切なことは、お寺様の中心がご本尊であるように、お仏壇の中央にはご本尊を安置します。
ご本尊とは、信仰上もっとも尊ぶべき礼拝の対象のことで、お仏壇には正面に柱で区切られた3つの壇が設けられており、その中央にご安置するのがご本尊になります。
左右の壇には「お脇掛(脇仏)」をご安置しますが、ご本尊様や脇掛(脇仏)は、菩提寺(その家が属する寺)の宗派によって異なります。
お仏壇を購入する際は、宗派名や菩提寺を伝えてください。ご本尊様は菩提寺を通して本山からお受けする宗派もありますので、ご相談ください。
当店では、展示在庫や経費を最小限に抑え、
品質と価格でお客様にご満足いただけますよう努力しております。
お仏壇のご購入をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。